今回は、食物栄養学科21回生 書道家 松岡史鈴(雅号)先生を尋ねて、お話を伺ってきました。
先生は食物栄養学科を卒業されましたが、6歳から始められた書道を約60年間続けられ、今日まで多くの素晴らしい書画を書いてこられました。
先生の書画は大変力強い筆使いなのですが、その中にも女性らしい繊細さ、優しさが垣間 見える素晴らしい作品です。
~プロフィール~
1956年 三井養拙に師事(6歳)
1975年 史鈴塾創立
1978年 日本教育書道連盟(東京常盤台)館展 入選
1979年 日本教育書道連盟(東京常盤台)館展 入選
1980年 日本教育書道連盟(東京常盤台)館展 入選
1981年 日本教育書道連盟(東京常盤台)館展 入選
※4年連続入選
教育部師範・一般部師範取得
2016年 第48回 欧美国際公募
フランス コルシカ美術賞展「書」の部入賞
現在、大垣・安八・関の教室にて書道を教えている。
~私の書道への思い~
私が6歳の時、母が「黙って綺麗な字を書いていれば賢そうに見てもらえるから。」と、三井養拙先生に師事する事を勧めてくれて入塾致しました。 学生時代も結婚後もほとんど休むことなく、今日に至っております。
字を見ればその方の性格、人柄から生活までも感じ取れてしまいます。お稽古する事により心穏やかに、温かい心で一文字一文字書いてもらえるよう常に伝えています。
先生のお話は大変面白く、聞き入ってしまいました。周りを明るくしてくれる、とっても素敵な先輩でした。
「空海の心のうちに咲く花は
弥陀より他に知る人はなし」